知っておきたいお役立ち情報
心身を健やかに保つには
今日からできるストレスマネジメント
日常生活の中でストレスと無縁でいるのは難しいものです。今回はイライラする気持ちを無理に抑え込んだり、感じていないふりをしたりするのではなく、ストレスと上手く付き合うにはどうしたら良いのかを考えてみましょう。
ネガティブな感情を前向きな言葉に置き換える
「疲れた」「忙しい」という言葉をよく口にしていませんか。こういった言葉を頻繁に使うと、脳がネガティブな状況に注意を向けやすくなるといわれています。例えば「疲れた、と感じるくらい今日は頑張った」「忙しい、と思えるほど毎日が充実している」というように前向きな言葉を付け加えると、脳はポジティブな出来事に注目し始めます。自分の感情に素直なのは悪いことではありませんが、今の状況のプラス面に光を当てると、張り詰めていた気持ちが和らいだり、視野が広がったりするかもしれません。
1日1回、自分を褒める
失敗したことは重く受け止める一方、上手くいったことには目を向けていない、ということはありませんか。反省して失敗を次に活かすのは大切ですが、自分に厳し過ぎると心が疲弊し、気付かないうちに自らを追い詰めていることがあるかもしれません。逆に、達成できたことや成長したことに意識を向けると、自分を尊重する感覚が生まれ、物事に前向きに取り組めるようになります。
まずは1日1回、自分を褒めることから始めてみませんか。「時間通りに起きられた」「きちんと挨拶できた」といった些細なことでも構いません。「あのとき努力した」等、過去の経験でもOKです。自分を褒めることで、自分への評価は少しずつ変わっていくはずです。「頑張っている自分」「成長している自分」を、まずはあなた自身が受け入れることから始めてみましょう。
想定外の事態に備えておく
人は、予想外の事態が起きたときにストレスを感じやすいとされています。言い換えると、予想できることに対してはある程度対応できる、ということです。ストレスの源であるイレギュラーな事態に備えて、あらかじめ対応方法を考えておくのもおすすめです。
例えば「突発的な業務が多く、他の業務との調整が難しい」ことがストレスである場合は、余裕のあるスケジュールを立て、想定外の業務に対応できる時間を組み込んでおきましょう。想定外を完全に防ぐのは難しいものですが、「予測できないことが起こる可能性を受け入れる」という心構えは、柔軟で冷静な対応力につながります。
「ジャーナリング」を行う
イライラしているときや、モヤモヤした気持ちが収まらないときは、「ジャーナリング」を試してみませんか。「ジャーナリング」とは、一定の時間で頭に浮かぶ考えを書き出す手法です。気持ちが整理されたりストレス軽減につながったりする他、自己理解が深まる等の効果があるといわれています。
まずは紙とペンを用意しましょう。スマートフォンやパソコンでも構いません。5~10分程度を目安に、頭に浮かんだことを書き出していきます。
何を書けばいいかわからないときは「何を書けばいいかわからない」と書いてみてください。大事なのは、考え込まずに、気持ちの赴くままにひたすら書くことです。時間がきたら手を止め、読み返してみてください。「自分はこんなことを考えていたのか」と新たな発見があるかもしれません。読み返した後はそのまま捨てても取っておいても構いません。「誰かに見られたら困る」と心配になって本音を書きづらい人は、捨てることを前提として行ってみましょう。
人が抱えるストレスが様々であるように、ストレスとの付き合い方や対処法も一人一人異なります。今回ご紹介した中で「自分に合うかもしれない」と思えるものがあれば、ぜひ試してみてください。ストレス反応は、心や体からの大切なサインです。自分と向き合い、自分を労わる時間を持ち、心と体の声に耳を傾けることも大切にしてください。
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